SUMIF関数の使い方
最短回答
=SUMIF(条件を見る範囲, 条件, 合計する範囲) と書きます。1つ目と3つ目の範囲は行数をそろえます。
書式
=SUMIF(範囲, 検索条件, [合計範囲])引数の意味
| 引数 | 意味 | 指定の例 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|---|
| 範囲 | 条件を判定するセル範囲 | B2:B7 | 合計する列ではない |
| 検索条件 | 合計する行の条件 | "売上" / ">=10000" | 比較演算子はダブルクォートで囲む |
| 合計範囲 | 実際に足すセル範囲 | C2:C7 | 省略すると「範囲」自身を合計する |
最小の例
=SUMIF(B2:B7, "売上", C2:C7)「B列が売上の行だけ、C列を足す」と読みます。 条件を見る列と足す列が同じ場合(例:10000以上の金額だけ合計)は、 3つ目を省略して =SUMIF(C2:C7,">=10000") と書けます。
使うときの手順
- 結果を表示したいセルを選び、= に続けて
SUMIF(と入力します。 - 条件を判定する列をドラッグで選び、F4 で固定してから , を入力します。
- 条件を入力し、, を入力します。
- 合計したい列をドラッグで選び、F4 で固定します。
- ) で閉じて Enter を押します。
SUMIF と SUMIFS は引数の順序が逆
SUMIF は合計範囲が最後、SUMIFS は合計範囲が最初です。 条件を追加しようとして SUMIFS に書き換えたときに、ここで必ず引っかかります。条件が2つ以上になると分かった時点で、最初から SUMIFS で書くのが安全です。
やってみる
引数の順序は、手を動かすと一度で身につきます。
この操作は、下の練習で実際に試せます。
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よくある失敗
- 範囲と合計範囲を逆にしている
1つ目が条件を見る列、3つ目が足す列です。 結果が 0 になったら、まずここを疑います。
- 行数がずれていて結果が合わない
=SUMIF(B2:B7,"売上",C2:C10)のように行数が違うと、意図しない行を足します。両方の範囲の行数をそろえます。 - 比較条件が効かず 0 になる
">=10000"のように、不等号ごとダブルクォートで囲みます。 - 数字なのに合計されない
合計範囲の値が文字列として入っている可能性があります。 セルが左寄せになっていたら文字列です。区切り位置 で数値に変換します。
- 条件を2つにしたい
SUMIF は条件1つだけです。
SUMIFSに変えて=SUMIFS(合計範囲,範囲1,条件1,範囲2,条件2)と書きます。合計範囲が先頭に来る点に注意します。
仕事ならどれを使う?
| やりたいこと | 使う関数 | 引数の順序 |
|---|---|---|
| 条件1つで合計 | SUMIF | 条件範囲 → 条件 → 合計範囲は最後 |
| 条件2つ以上で合計 | SUMIFS | 合計範囲が最初 → 条件範囲 → 条件 … |
| 条件に合う件数を数える | COUNTIF | 範囲 → 条件 |
| 条件なしで全部合計 | SUM | 範囲だけ |
集計の種類が増えてきたら、SUMIF を並べるよりピボットテーブルに切り替えたほうが速い場合があります。 担当者別・月別のように軸が2つ以上になったらが切り替えの目安です。
Googleスプレッドシートの場合
Googleスプレッドシートでも SUMIF / SUMIFS は同じ書式で使えます。引数の順序が逆になる点も同じです。