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元の入出庫を残し、訂正と返品を分ける
誤った記録を直すことと、実物が戻ることは別の出来事です。取消した元記録への訂正、有効な元移動への逆移動を分け、参照元と数量を照合する入出庫表です。
1品目・100記録の入出庫表
1行は1件の入出庫記録です。単一の保管場所、1品目、単位は「個」の整数。開始日〜終了日の確定入庫と確定出庫を集計します。差引増減は在庫残高ではありません。
架空サンプルは12記録。10月の対象10件は、確定5件・未確認2件・取消3件です。確定入庫45個と確定出庫45個の小計は分かりますが、未確認が残るため差引増減は「判定保留」です。
入出庫記録表をダウンロードXLSX · 76 KB · 版1 · 1品目 / 100記録 / 2シート
内容・入力条件を確認してから、手元のコピーで試してください。
このページの目次
使う前に確認すること
登録不要。架空の将来日を含む教材です。実商品・顧客・取引先情報をサイトへ入力する必要はありません。原本と根拠を残して作業用コピーを使います。
1品目の元資料をそろえて入力する
- 保管場所・品目・単位を元資料でそろえ、別品目や別倉庫を混ぜません。「入出庫集計」H3へSKU-と半角数字4桁の品目IDを入れます。
- B3へ対象開始日、E3へ対象終了日、B4へ記録確認基準日を入れます。開始日≦終了日≦記録確認基準日です。
- 「移動記録」A8:H107へ記録ID・発生日・入出区分・記録数量・状態・種別・参照元ID・記録確認日を入力します。記録IDは一意のMOV-と半角数字4桁です。
- 新規は参照元を空欄にします。訂正・逆移動は、同じ表にある自分より小さい記録IDを参照します。ID順は参照の順序であり、発生日順ではありません。
- 対象期間外でも、訂正や逆移動の元記録は削除せず同じ表へ残します。入力不備を解消してから、元資料と参照関係、対象期間の数量を照合します。
品目IDは表全体の表示用の識別子で、入力済み記録を絞り込む選択欄ではありません。H3だけを変更して別品目へ切り替えず、品目ごとに新しいコピーを使って記録一式を管理してください。品目・単位の混在や、別IDを使った実質的な二重記録は自動検出しません。
新規・訂正・逆移動の違い
| 種別 | 参照先 | 意味 |
|---|---|---|
| 新規 | 空欄 | 新しい実物の移動を記録します。 |
| 訂正 | 取消済みの新規または訂正 | 誤記を直した記録です。元を残し、訂正後の行だけを有効にします。 |
| 逆移動 | 確定済みの新規または訂正 | 実物が元と反対に動いた記録です。元移動も有効なまま残します。 |
誤って出庫7個と書いたが実際は5個だった例では、MOV-0005を取消として7個の元数量を保持し、MOV-0006へ訂正5個・参照元MOV-0005を記録しています。7+5で12個を出庫へ足しません。日付や入出区分が誤りなら、訂正行へ正しい日付・区分を入れます。
同じ元IDへの訂正は、取消済みの訂正行も含め1行までです。再訂正は直前の訂正行を取り消し、そのIDを参照する新しい訂正行を追加します。元へ戻って別の訂正枝を作りません。参照元は自分より小さいIDなので、自分自身・後のID・循環は受け付けません。採番・履歴保存・改ざん防止を自動で行う機能ではありません。
部分返品を元数量まで照合する
MOV-0002の出庫40個に対し、MOV-0003で10個、MOV-0004で15個が入庫として戻った例です。元の出庫40個は取り消しません。確定逆移動は合計25個で、残り15個が戻るなら別の逆移動行を同じ元へ追加します。
逆移動は元と反対の入出区分、発生日は元以上です。同じ元への確定逆移動の合計が元数量を超えると集計を止めます。この上限は対象期間外の確定逆移動も含めて検査します。期間を変えて過剰返品を見えなくすることはできません。未確認の逆移動は数量が分からないため上限の確定数量へ足さず、対象期間内なら差引増減を保留します。
逆移動をさらに逆移動・訂正の参照元にはできません。逆移動の誤記はその行を取り消し、正しい逆移動を同じ元へ新しいIDで記録します。実物がさらに動いた複雑な往復・ロットや複数倉庫の移動ペアは、この版の照合範囲には含みません。
有効な逆移動がある元記録を取り消すと、その参照は不備になります。元の誤記を直す必要がある場合は、関連する逆移動も含めて実物と資料を確認し、訂正前コピーと理由を保持して整合する記録一式を作ってください。両方が取消済みの逆移動と元記録は残せます。
状態・数量・日付の条件
確定と取消は元の数量1〜1,000,000個の整数を入力します。取消の数量を0へ書き換えません。未確認の数量は空欄で、0個の移動とは区別します。未確認とは日付・方向・種別と参照関係が分かり、数量をまだ確定できない記録です。それらも不明な資料は別に不足記録として追跡してください。
発生日≦記録確認日≦記録確認基準日で、全日付2020〜2099年・時刻なしです。記録確認日は元資料を確認した日で、ファイルを開いた日ではありません。後日確認した確定記録も、その発生日が対象期間内なら集計します。逆移動の元が未確認では、逆移動を確定/未確認の有効行として登録できません。
開始日・終了日当日を含み、期間外の明細は対象入庫・対象出庫を空欄にします。期間内の取消は入出庫へ加減しませんが、元数量は明細へ残します。未確認が期間外だけなら対象期間の差引増減は保留しません。入力不備は期間外でも全集計を停止させます。
必要値欠落・ID形式/重複・参照先/参照順序・種別/状態・日付/数量、訂正の分岐、逆移動の向き/元状態/数量上限、計算前提の欠落・破損を検査します。未使用行はA〜Hをすべて空欄にし、並べ替えは行全体で行います。100記録の予約範囲で、行挿入・自動拡張はありません。
差引増減は在庫残高とは別
差引増減は対象期間の確定入庫−確定出庫です。出庫が多ければ負数。対象に未確認があれば合計を「判定保留」とし、確定数量は確認済み分の小計として表示します。対象なしは「対象なし」です。対象記録は確定+未確認+取消、確定記録は新規+訂正+逆移動で読み分けます。
差引増減−40個は「その期間に40個多く出庫した」という意味です。期首在庫や実物残を扱わないため、在庫が−40個あるという意味ではありません。0個でも元記録の完全性・実在・承認を証明しません。在庫管理表とは別の教材で、自動連携はありません。
現在入力している状態を使います。日付だけを変えて当時の取消・未確認状態や、当時知られていた情報を復元しません。原本・訂正前コピー・理由と確認根拠を別管理し、確認済みの参照IDだけで正しい業務履歴が保証されたとは考えません。
配布物を編集して確かめる
各課題は別の原本コピーから始めます。架空の数量を手元で反映し、個数と件数を整数で入力します。差引増減の欄だけ負数を使えます。実商品・取引先の情報は不要です。期待結果との一致だけを確認し、ファイルや操作そのものは検査しません。入力・結果はこのタブ内だけで扱い、送信・学習記録への保存は行いません。
未確認の入庫と逆移動を確定する
- 別の原本コピーを開きます。対象期間2026/10/01〜10/31、確認基準日11/05のままです。
- 架空資料でMOV-0007の入庫30個、MOV-0011の逆移動の出庫3個を確認できた設定です。「移動記録」D14を30、E14を「確定」、D18を3、E18を「確定」へ変えます。参照元IDは変えません。
- 「入出庫集計」で差引増減と未確認・逆移動確定の件数を確認します。増減を在庫残高として使いません。
期待結果を見る
- H6:27個
- H5:0件
- H7:3件
印刷と共有
「入出庫集計」だけを選び、A4横・横1ページでプレビューします。初期A1:I21は12記録、100件ならA1:I109へ手動で広げます。9行目の見出しを繰り返し、縦は1ページへ縮めません。品目ID・期間・最終記録ID・参照元ID・数量と負数の括弧・未確認を確認してください。印刷範囲の設定も参照できます。
IDから商品・取引先を識別できる場合があります。対応表・原本・訂正前コピー・印刷物の共有と保管を管理し、非表示・期間の切替をアクセス制御と考えません。無料CalcとPDFは補助検査で、Windows・Mac版Excelと実プリンターは未検証です。
利用条件と確認範囲
架空の単一品目の記録教材です。複数倉庫、単位換算、ロット・期限、在庫/引当/出荷可能数、発注/会計連携、承認や履歴自動保存は含みません。配布物にマクロ・外部データ接続はなく、サイトへのファイルアップロードもありません。
オリジナル部分はCC0 1.0で商用利用・編集・再配布できます。版1、更新日2026-10-16。一次情報確認日:2026-10-16。MicrosoftのSUMIFSの条件付き合計、COUNTIFSの複数条件を参照。補助検算をOffice全版や実物/業務受入の保証へ置き換えません。
ファイルの照合情報(SHA-256)
0871673c75ec6ce61eb6c2a0a3e892dd23091a93c20932d7662eee695f52ca29